昨日、年賀状を印刷しましたが、インクの出が悪く、綺麗に印刷できませんでした。
色々工夫して、ある程度は回復したのですが、青空が縞模様になるなど、決して満足行くものではありませんでした。しかし、時間に押されて、妥協して、年賀状を印刷してしまいました。
使っているプリンターはキャノンのMP600。約10年前の2006年、3万弱で購入しました。上位から2番めの機種だったのですが、5色インクなのでランニングコストがリーズナブルで、両面印刷からCDレベル印刷までこなす使いやすいプリンターです。
現在のプリンターは、キャノンもエプソンもそれ以外も、随分と安くなっていますが、チャチで、使い勝手が悪くなっている面も散見します。それに、インクで儲けるビジネスモデルが見え見えで、ランニングコストがバカ高く、品質も安心できる互換インクが出回っている、この機種とは勝負になりません。すでにサポート期間は終了していますが、なんとか延命化を図らないと。
ネットで検索すると、プリンターヘッドを"洗う”方法が紹介されていました。何人も成功しているようです。年賀状の印刷も終わったので、よし、やってみよう。
参考にしたのは、「CANON MP600 インクヘッド復活作戦… 【覚 書】」です。
いい度胸をされています。ほぼ、真似をしました。マジックリンがなかったので、類似品を使いました。
お湯につけると、インクが大量に溶け出してきました。最も色ムラの多かった青もどんどん出てきます。お湯は真っ黒になります。何度もお湯を交換し、さらに洗浄剤もふりかけました。
ポイントは、参考書を読み間違えていましたが、洗浄剤で濡れたキッチンペーパーの上にインクヘッド乗っけて、上からも洗浄剤をかけ、ゆっくりと上下させることでした。これにより、ヘッド内のインクがインク投入口から浮き出してきました。浮き出しがなくなった時点で、完了としました。
水洗いして、水を切り、ドライヤーで乾燥。
さて、動くでしょうか?
やった!基盤は壊れませんでした。しかし、テスト印刷では、少しかすれが。プリンターの設定で、ヘッドクリーニングを実施。次のテスト印刷では、ほぼ問題なし。
よし、写真を印刷してみよう。
年末に話題となった、猿顔のランを印刷してみました。
きれい!!
無事に治りました。よかった・・・